忍者ブログ
埼玉県鴻巣市の写真館 池沢スタジオ ジャーナル
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



先日、素敵なモノクロームのスタジオ待合室写真をご紹介いただいたお客さまより、カラーのお写真が届きました。窓から降り注ぐ、やわらかな光。とっても素敵なお写真、ありがとうございました。

光が降り注ぐ窓の外は、鴻巣の観光名所のひとつとなっている勝願寺です。道路からとはひと味ちがう2階からの眺めは、門の奥の参道を見わたすことができます。4月の桜の季節でなく、新緑の季節、紅葉の季節、そして今は落ち葉の季節をお客さまに楽しんでいただいています。

白ホリゾントスタジオの手前にある、「PRIVATE」の看板(写真右下)。このサインは2015年8月に惜しまれつつ閉館し解体され、建て替え工事がすすむ東京都港区虎ノ門にある「ホテルオークラ東京」旧本館で実際に使用されていたものです。縁があり、お分けいただきました。

ホテルオークラ東京の旧本館は館内の雰囲気だけでなく、やや低い天井やきめ細やかな意匠など、各所に昭和の香りが漂うとっても素敵な場所でした。改装前の当館の待合室は昭和を思い起こす雰囲気だとお客さまにお声掛けいただくことが多かったため、思い出とともに、一枚のドアが昭和の面影を伝えています。




 
   


店舗改装でトイレの位置が少し変わりました。
お客さまからのお尋ねが増えてきたので、
ドアにわかりやすくトイレサインを付けました。

トイレ内にはおむつ交換台もありますので、
赤ちゃんとのおでかけでも安心してご来館ください。

 
 


入口を入ってすぐ、古いカメラが皆さまをお出迎えします。
創業時に使っていた、アンソニーを展示しました。

しばらく倉庫にいたので、錆なども出てしまいましたが、
すみずみまで出来る限り磨いて、お目見えです。

入口前はガラスになっていますので、
店外からも見ることができます。

 
 


新しいスタジオをご紹介します。

今回のスタジオ改装において、白ホリゾントスタジオを新設しました。
白ホリゾントスタジオは雑誌撮影などで主に採用されていて、
埼玉県だけでなく、営業写真館での導入は非常に珍しいものです。

幅広い空間での撮影が可能となるため、家族写真撮影をはじめ、
様々な撮影に広く対応することができるようになりました。

広い空間で元気よく走り回ることもできますので、
七五三、お誕生日など、お子さんの写真撮影にもおすすめです。

これからこのスタジオで、たくさんの方とお会いできるのが楽しみです。




 
 


白ホリゾント塗りが終わり、2Fの工事がほぼ終わりました。
スタジオ改装にあたり、目指したのはシンプルな箱
完成したところを、ちょこちょこご紹介していきます。

 
 


いよいよ!!
スタジオの白ホリゾント塗布作業が始まりました。

 
 


新設される着替えスペースの上がり框。
真新しい木材に混じった、年季の入った木材は、
改築前のスタジオの柱を再利用したものです。

設計士さんの小さな心配りに感謝!
一本の柱が、当店の歴史を紡いでいきます。

 
 


2階の工事がだいぶ進んできました^^
これまでの漆喰の壁の雰囲気はそのままに、
木の香りを楽しめる待合室となります。

 
 


埼玉は連日、酷暑の日々、
今日から8月ですね。

工事は順調に進んでいます。
木材をひとつづつ、大小に加工して、
大工さんがすべて手作業で仕上げていきます。
どんなことでもそうだと思いますが、
腕の良い方は、きれいに作業をされますね。

暑い中での丁寧な仕事ぶり、頭が下がります。
ひとつひとつの丁寧な手作業での仕事は、
当店の写真づくりと通ずる部分があるなぁと。
少しづつ形がみえてきて、わくわくする日々です。

 
 


33年間閉まりっぱなしだった暗室の窓が開きました。
窓ひとつですが、こんなに明るさが違うんですね。

火花を散らしながら鉄骨の階段も撤去されて、
解体工事はだいぶ終わりが見えてきました。

 
 


スタジオ部分の絨毯を剥がしおわると、
クラシックなフローリングが現れました。
1983年まで使われていた床材です。

汚れてはいるものの、アンティークな感じが素敵ですね。
しばらく暖かいおひさまに当たったあと、
新しい床材の下地としてまた活躍してくれます。

 
 


出先から戻ってきたら、木材資材の搬入中!
大きいものは窓を取り外して、クレーン車が大活躍。

2階は解体作業がだいぶ進んだので、
そろそろ内装工事に入る模様です。

 
 


スタジオの片付けで見つかったかわいいモノ。
時計かと思いきや、数字の並びがなんだか変ですね…。

これは暗室で活躍していた、現像時間のタイマー時計。
ちょっと見えづらいですが、上に赤と白のボタンがあります。

暗室での仕事は、時間管理がとっても重要。
アナログ式なので、いつまででも使えるすぐれものです。

 
 


2階に引き続き、1階の取り壊しがだいぶ進んできました。
作業室と暗室を繋いでいた壁がなくなり、ひろびろ。
暗室の流し台が撤去されると、開かずの窓がついに開きます(笑)

 
 


電気工事がすべて終わり、仮電気が取り付けられました。
業務用のため、必要な機能だけの電気ですが、
このシンプルなフォルムはとっても素敵ですね^^。

 
 


2階の解体作業が順調に進んでいます。
大音量とともに、手作業での撤去にびっくりです。

スタジオと待合室をつないでいた壁が撤去されました。
こう見ると、すごく広いですねー。
リニューアル後は、このスペースはすべてスタジオとなります。

 
 


片付けがほぼ終わりました。
大型家具を移動して、いよいよ解体が始まります。

 
 


荷物が少しづつ片付いてきました。
33年前に作ったデイライトスタジオ。
今は自然光撮影のできるおみせが多いと思いますが、
改築当時はとても斬新だったようです。

リニューアル後はこれまでの雰囲気を残しつつ、
木の香りを感じる新しい待合室に生まれ変わります。

 
 


リニューアル前の営業は、本日でお終いです。
この待合室で、どれだけたくさんの笑い声が響いたことでしょう!
ひとりひとりのお客さまとの楽しいやりとりを思い出に、
再びお客さまの笑顔に会える日を楽しみにしています。

休業中の予定や工事の進捗状況などは、
ブログでお知らせしていきたいと思います。

 
 


明日から出張撮影のためすべての機材をばらします。
このスタジオも今日で見納め。
33年間、お疲れさまでした!!

 
 
|  HOME  |
About Us

埼玉県鴻巣市の池沢スタジオ(池澤写眞館)は1927 年より時代を超えてもあきることのないシンプルで品格あるお写真をおつくりしています。

池沢スタジオジャーナル(ブログ)では、おみせからのお知らせや許可をいただいたお客さまのお写真、スタッフの日々の暮らしを中心にのんびりペースで更新しています。

http://www.ikezawa-studio.com

Template by Emile*Emilie
忍者ブログ [PR]
PR